妊活中の検査

妊活中の不安解消:遺伝子検査の内容とメリット・デメリットを知って正しい判断をしよう!

「周りの人はどんどん妊娠しているのに、どうして私だけ子供ができないんだろう」

「なかなか子供を授かれないのは、カラダに問題があるから…?」

 

このような不安をお持ちではないでしょうか?

 

精一杯努力をしているにも関わらず妊活が上手くいかないと、焦りや不安を感じてしまいますよね。こんな不安から、妊活中の遺伝子検査を考えている方もいると思います。

この記事は、

記事のポイント

「遺伝子検査をすれば妊活が成功しない原因がわかるんじゃないかな」

「遺伝子検査を妊活にとり入れたいけど、事前に情報を集めたい」

と思っている方に向けて書いています。

 

この記事では、妊活中の遺伝子検査の内容と、

検査を受けるメリット・デメリットについて詳しく解説するので、

ぜひ参考にしてみてください。

 

遺伝子検査とは

遺伝子検査とは、自分の持っている遺伝子の持つ情報を解析する検査です。

ヒトの遺伝子には、その人が持っている体質などの情報が詳細に組み込まれています。

 

最近では、将来がんや大きな病気にかかるリスクがあるかどうかを調べたいときや、

体質を調べてその人に合ったダイエット方法を知りたいときなどに使われています。

 

数万円単位で気軽に検査を受けられるキットも販売されており、

遺伝子検査は私達の生活において身近な存在になってきています。

 

妊活における遺伝子検査の種類

では、妊活において遺伝子検査を実施するとどんなことが分かるのでしょうか?

妊活中における遺伝子検査には、

 ①検査キットを使って解析する方法

 ②病院で検査をする方法

の2パターンがあります。

 

遺伝子検査のパターン

①市販されている検査キット

1人あたり数千円から3万円前後で検査をすることができます。

家庭で手軽に検査をすることができるため、お試しという意味では有用です。

 

②病院での検査

血液採取による検査を受けることが出来ます。

数十万円の費用がかかることもあり、決して気軽に試せる金額ではありませんが、

信頼性の高い検査をしてもらえます。

 

遺伝子検査の目的

妊活における遺伝子検査の目的は大きく2つのパターンがあります。

1つは、親となるカップルの体質を知るために遺伝子を解析するパターンです。

この検査は、親となるカップルの体質に合わせた妊活方法を試したり、

カラダに合った体質改善の方法を知るうえで参考になります。

 

もう1つは、将来生まれてくる子供に疾患がないかどうか調べるパターンです。

後者は、遺伝性の病気を持っている人が血縁者のなかにいることが

分かっているカップルにとって、自分の子供にその病気が遺伝するかどうか

事前に予想することができるメリットがあります。

 

遺伝子検査のポイント

【検査パターン】

・「市販の検査キット」と「病院での検査」の2パターンがある。

・「市販の検査キット」は1人あたり数千円~3万円前後と手軽

・「病院での検査」は数十万と高いものの、検査に対する信頼が高い。

【検査の目的】

・カップル(親)の体質を知ることで、最適な妊活を選択できるようになる。

・うまれてくる子どもに対する遺伝性の疾患を予想することができる。

 

子供がほしいと思ったら遺伝子検査は受けられる

これから子供がほしいと思っているカップルは、

子供を授かる前に検査を受けることができます。

カップル両方の遺伝子を検査することで、

今後の妊活の進め方を決めることができるのです。

 

また、遺伝子解析の結果をもとに受けられる「遺伝子カウンセリング」では、

プロの目から結果を分析し、今後の妊活におけるアドバイスをもらうことも可能です。

長期化する妊活に悩んでいる方は、

遺伝子検査を受けてみることを検討してみても良いと思います。

 

妊活中に遺伝子検査を受けるメリット・デメリット

妊活中の遺伝子検査にはメリットがある反面デメリットもあります。

遺伝子検査の良い部分と悪い部分を理解した上で、

検査を受けるかどうか慎重に判断しましょう。

 

妊活中に遺伝子検査を受けるメリット

妊活中に遺伝子検査を受けるメリットは、

自分たちのカラダの特性を知って、それに応じた妊活ができるところです。

 

カラダについて遺伝子レベルで傾向を知れるので、

子供を授かりやすいカラダ作りに必要な栄養素を取り入れるなど、

自分だけにカスタマイズした体質改善が可能です。

 

実際に、遺伝子検査の結果をもとに体質改善をしたことで、妊娠に成功した方もいます。

今まで続けてきた妊活方法が自分に合っているか不安な方は、

遺伝子検査の結果をもとに、より確実性の高い対策をするのも1つの手です。

 

また、遺伝子検査の結果をもとに妊活をすることで、気持ちが前向きになる方もいます。

妊活において「本当にこの方法を続けて効果があるのかな」

という不安により気分がさがることはしばしばありますよね。

 

遺伝子検査を受けて、

本当に自分にあった方法を試しているという自信を持つことで、

沈みがちだった気分がポジティブになることもメリットです。

 

妊活中に遺伝子検査を受けるデメリット

一方で、妊活中に遺伝子検査を受けるデメリットは

遺伝子検査はまだ発達途中の技術であるため、

結果の信憑性があいまいだというところです。

 

これから発達していく分野という意味では試してみる価値はありますが、

現時点では100パーセント結果を信用できる段階ではない

ということを念頭においておく必要があります。

 

また、遺伝子は個人を特定する究極の個人情報であると言われているため、

慎重に取り扱うべきです。

 

遺伝子検査を受ける際は「非常に重要な個人情報」を提出しているという自覚をもち、

信頼できない会社や医療機関に検査を依頼するのはやめましょう。

 

まとめ

遺伝子検査の具体的な内容と、妊活中に遺伝子検査を受けることのメリットとデメリットについて解説しました。

なかなか子供が授からず悩んでいる人が、妊活をスムーズにすすめるための選択肢として遺伝子検査があります。

カラダの特徴に合わせた体質改善により子供を授かったカップルもいますので、検査についてカップルで話し合ってみましょう。

 

一方で、遺伝子検査はこれから発達していく分野であることと、遺伝子自体が重要な個人情報であることを頭において慎重に判断する必要があります。

遺伝子検査についてしっかり理解し、ベストな状態で妊娠ができるようにカップルで力を合わせて取り組みましょう。

ももちゃん
みなさまの妊活がうまくいくことをお祈りしております。

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