妊活の体験談

【体験談013】婦人科系の病気が原因で不妊体質に。心身の負担を乗り越えて5ヵ月で妊娠した30代女性のお話をご紹介。

体験談の写真13

今回は30代前半で妊活を開始された方の体験談をご紹介いたします。

20代で発症した子宮内膜症や卵巣嚢胞が原因で不妊体質に。30代で投薬による不妊治療と妊娠しやすい体づくりを開始し、不妊治療から5か月目で無事妊娠されたそうです。

ぜひ最後までお読みください。

プロフィール

名前:Misakiさん(仮称)

妊活時の年齢:30代前半

妊活期間:約1年(内、通院5ヵ月)

不妊の要因:卵巣嚢胞による片方の卵巣の摘出、子宮内膜症など

不妊治療:低用量ピル、排卵誘発剤注射

治療費:月4万円程度

 

妊活を開始したきっかけ

今回は、私が体験した不妊治療についての事を書かせていただきます。

30代前半・夫40代後半と、一回り以上の年の差もある晩婚ですので、結婚の話が出たときから『子供はできるだけ早く欲しいよね』となり、割とスムーズな話し合いから妊活を決意しました。

10代の頃に妊娠(事情により堕胎)の経験があり、その後、子宮内膜症や卵巣嚢腫が発覚し、治療や手術を経験しました。

※20代前半に卵巣嚢腫で片方摘出手術しているため、本来は左右交互に行われる排卵が片方だけで行われていることも不妊に繋がっている可能性があると説明がありました。

卵巣機能と子宮内膜症のリスクから2~3ヶ月休ませ機能を高める為にピルによる治療を試みたのですが、そちら不正出血があり不成功でした。

特別な制限はありませんでしたが、BMI数値が低いことも不妊の原因に繋がるからとの指摘がありましたので食事は積極的にとっておりました。

なかなか進まない妊活

それでも正直なところ、30代前半という年齢から、まだ自然妊娠は可能なものと思い込んでしまっている部分があったように思います。加齢だけではなく、婦人科系の病気は妊娠力を下げてしまうみたいなので、今更ながらにもっと早く治療をしておけば良かったと反省しています。

妊活と言いましても、開始当初は通院するわけでもなく、特別な治療はせずに整理予測アプリを参考に、排卵日に合わせたタイミング療法に近いものからスタートしました。

主人は営業職で平日に付き合いなどで飲みに行くこともあり、飲みに出た日が排卵日と重なる事もありました。妊活を進めていくときに、飲酒や喫煙が精子への悪影響となっているとは聞いてはいますが、嗜好を奪って良いものかと、その頃は止めることはできませんでした。

私は飲食店勤務で帰宅は深夜だったので、深夜まで主人を待たせてしまう事に対しての罪悪感やお互い疲労感を抱えての妊活は苦順調とは言えず、気付けば半年経過していて驚かされたのを覚えています。

妊活開始から半年で婦人科受診

焦らずにいこうと言ってはいたものの、専業主婦になったと同時に定期検診も兼ねて婦人科へ受診。その時に、『妊活に遅いも早いもないとの』との説明を受けました。妊活治療に関しては、ネットや本、まわりからの情報を得ていても、体の状態や年齢によって治療方法は異なってきます。

まずは、内診と血液検査にてある態度の事は検査をしました。検査結果に問題はなし。

このタイミングで主人の精子についても調べてもらっておくべきだったと思っています。妊活治療は主人の協力なしでは進まないことですが、うちの夫は自身の精子や妊娠力について検査することに関して後ろ向きだったのかもしれません。

結果的に妊娠できたので良かったものの、これから妊活を考えられているご夫婦の方は旦那様に積極的に協力してもらうことを強く願います。

投薬による不妊治療の開始

私は生理周期に乱れがなく予定日通りにきていましたが、無排卵を起こしている可能性もあると言われ、まずはピルを2~3ヶ月服用し卵巣を休ませ、服用を止めた月に排卵を促すタイミング療法をするというところから妊活治療が開始しました。

ピルは【アンジュ】という低容量ピルを処方されました。副作用の説明にもあったように、吐き気と乳房の張り、不正出血が続いた為1ヶ月で服用を中断しました。低容量ピルに起こる副作用との事で、他のピルを試しても多分同じ結果になってしまうと言われてしまったので治療方針を変更。

次に勧められたのが排卵誘発剤による治療でした。こちらに関しては内服と注射の選択肢がありますが、私は注射を選択しました。注射で排卵を促していく治療法です。ピルを使った治療よりも効果は得られるが、副作用も強いと説明があったように、吐き気や頭痛、下腹部痛、倦怠感、微熱といった悪阻に似たような副作用とともに、注射をした部分の腫れがあり、それが2~3日続きました。

※不妊治療に用いられた排卵誘発剤の注射は自己注射ではなく、2週間に一度来院し看護師より注射していただいてました。

誘発剤の治療は2週間に一度の通院が必須条件でした。色々な妊活治療を進めていくにあたり、定期的な血液検査もあります。保険適用外項目が多いので、検査費用含め多いときでひと月に4万円程治療費にあてていました。費用、副作用、妊活に掛けられるお時間等、自分に合った妊活方法を探し出す事も必要なのだと思います。

5か月目で通院と体質改善の成果が!

病院での治療と同時進行で葉酸や鉄分のサプリ、カフェイン摂取量の制限、栄養バランスの整った食事、妊娠力を高めると勧められたお茶と、いつ妊娠しても良いような体づくりには心掛けました。病院で取り扱っているサプリや商品どれも高いのでレビューを参考に購入すれば良かったと反省しています。

妊活に効果があるものを調べていくうちに【あなたに合った漢方】と、子宝に恵まれるという漢方の併用も考えましたがひと月で1万円以上し、ネットや雑誌に掲載されている妊活の為の商品は、かなり高価な商品もあります。

興味を持った事や、試せるものを家計に負担がないように続けた結果、5ヶ月目にして妊娠が発覚し妊活成功となりました。

これから妊活をされる皆さんへ

体調不良が続くと『何で私だけこんなに辛い思いをしなくてはいけないの?』とネガティブな感情になってしまう時やゴールの見えない治療に、本当に妊娠するのかと不安に襲われることもあります。

妊活治療に特化した病院は産院に比べ、事務的な病院が多い印象を受けます。親身になってくれて、一緒に治療方針を考えてくれる主治医が見つかると妊活の不安とストレス軽減に繋がるのかなと思います。

妊活治療は、身体にとても負荷がかかります。全てが順調に進んだ訳ではありませんが、色々な治療を受けながら妊娠そして出産でき、貴重な経験となりました。

この記事が、少しでも妊活をされている方のご参考になれば幸いです。

ももちゃん
みなさまの妊活がうまくいくことをお祈りしております。

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