妊活の体験談

【体験談034】20代半ばで妊活を開始。不妊治療に大きなストレスを感じ現在は治療をお休み中の方の体験談です。

体験談の画像34

今回は20代半ばで妊活を開始された方の体験談をご紹介いたします。

タイミング法や投薬により妊活を続けていましたが、今は心身のストレスが大きく治療をお休みされているそうです。

ぜひ最後までお読みください。

プロフィール

名前:Narumiさん(仮称)

妊活時の年齢:20代半ば

妊活期間:現在も妊活継続中

不妊の要因:不明

不妊治療:タイミング法

治療費:数万円程度

産婦人科受診のきっかけ

現在30代前半の主婦です。20代半ばに結婚し子供を望んで数年になりますが未だに子宝には恵まれておりません。

産婦人科を受診したのは結婚して2年目のことでした。望んでいるのにできない、もし原因があるなら早めに分かった方がいいと思い、夫と二人で受診しました。

ももちゃん
よろしければ、これまでの治療の流れを教えてください

治療の流れをまとめるとこんな感じでした。

産婦人科の先生との往診
尿・血液検査→精液検査
タイミング法
卵管造影検査
排卵誘発剤の服用及び注射

問診と検査について

まず何はともあれ先生との対面です。

病院選び、もとい先生選びはとても大切です。女性の場合、子宮がん検診等でかかりつけではない産婦人科に行く機会もあるかと思いますが、いろんな先生がいらっしゃいます。口コミを見て行ったのに自分とは合わない…。そういうこともあるかと思います。

不妊治療は長期間に及ぶこともありますので、この先生となら頑張れる、と思えることが私には大事でした。今回は新しめの病院を選びました。若い先生の方が優しい気がしたためです。幸いにも最初に受診した病院の先生がとても優しく親身になって話を聞いてくれたので、すぐに決めることができました。

その日のうちに尿と血液の検査になりました。

しかし先生は良い方だったのですが少しデリカシーのない看護師さんがいて、「若いから検査しなくても大丈夫だと思うけど…ほんとに検査する!?」と言われた時はさすがに驚いてしまいました。悪気はなかったと思いますが、ちょっと気を使ってほしかったです。

そんなことがありつつ検査結果は特に問題なし。生理不順でもなく、検査をしてもいつも「特に問題ない」という結果で、これはこれで辛いものがあります。

後日、続いては夫の精液検査になります。これは本当に夫が協力的だったので良かったのですが、世の男性は精液検査の検査方法をどう思っているのでしょうか…。痛みは全くないにしろ、この検査は夫の最初の試練でした。そしてこちらの検査も問題ありませんでした。

まずはタイミング法からチャレンジ

いよいよ一通りの検査が終わり、先生のご指導の下、治療に入っていきます。

最初はタイミング法というものからになりました。

毎月、生理が始まってから約10日後に病院を受診します。卵子が育っているか確認するためです。順調に育っているのが確認出来たら、あと何日で排卵しそうだからこの日とこの日に旦那さんと頑張ってみてね、とご指導いただきます。

排卵日に頑張るのでは遅いらしく、排卵する前日と、それからもし排卵が遅れたときのために一日空けてもう一回、というご指導でした。これを6か月続けましたが、妊娠には至りませんでした。

転院先の総合病院での本格的な検査

ここで転院することになりました。こちらの病院でできる治療はここまでで、大きな総合病院を紹介していただくことになり、そちらへの連絡も病院の方が行ってくれました。

基本的な検査は終わっているので、設備がないとできない検査、卵管造影検査をすることになりました。

卵管に液体を通して詰まりがないかなどを検査するのですが、ここで私は愚かにもどういった検査なのかネット検索してしまい…。めちゃくちゃ痛い、検査を中断してもらった、など阿鼻叫喚の検索結果が。しかしやるしかありません。これで赤ちゃんが来るのなら…!

そう自分を奮い立たせ検査当日、本当に情けないのですが恐怖の方が勝ってしまい、母親についてきてもらいました。母が文句も言わず一緒に来てくれたのは非常に心強かったです。なお、不妊治療について母に伝えたところ、母が私を妊娠中に転んだことがあったそうで、そのせいで私の体の造りに何か影響があったのでは…と自分を責め初めてびっくりしました。絶対違うと思うので、そう伝えました。今では「大丈夫だよ」といつも励ましてくれます。

検査は一日に何人か行うようで検査待ちの方々がいらっしゃいました。よく見ると付き添いの方も。正直、夫でも母でも、誰かに付き添ってもらえるのはかなり安心します。

実は私はこの頃には妊娠に至れないストレスで胃腸炎になっていました。ここでさらに痛みを伴う検査。弱っているときに助けを求めるのは非常に重要だと思います。

私は別に情けなくなかったと謎の安堵に包まれていると、受付の方に呼ばれ、なんと痛み止めの座薬を渡されました。こ、怖い…。しかし痛み止めがなければもっと痛いことになるであろうことはわかりきったことです。やるしかない。

そして痛み止めが効いてきたのかいないのかわからぬまま、ついに検査の時がやってきます。ベッドに仰向けになり、先生と看護師さんが準備を整えて検査開始です。何をされているのかこちらでは見えませんでした。ただその時の心情は結構覚えています。

あっ、この程度の痛みなら全然…あれ…これで終わりじゃないの…?えっ、今からが本番!?痛い!経験したことのない痛み!下っ腹が絞られている感じ!と脳内で一人慌てました。やっと発することができた言葉は「は、吐きそう…」でした。

中断するほどの痛みでもありませんが、吐き気を感じる程度の痛みがありました。吐きそうなどと言ってしまったので看護師さんが少し慌てていましたが、検査を行っている先生は笑ってくれました。雰囲気がよかったのは救われました。恐らく時間にしたらほんの数分だったと思います。

検査が終わったら先生と一緒にレントゲンのように映っている卵管を見ます。液体を通した部分が白く映っています。この検査も問題はありませんでした。次の段階として排卵誘発剤を飲んだり注射を打ったりし始めましたが精神面が疲れてしまい、これ以上続けるのは難しいと夫に伝えました。夫は私のことを最優先に考えてくれ、そういうことなら、と一区切りつけることになりました。

いつか来る奇跡のためにリラックスできる毎日を

この内容で約一年が過ぎました。費用は数万円だったと思います。補助なども特に受けませんでした。

この後は人工授精や顕微授精などのステップアップがありますが、私には肉体的負担よりも精神的負担が大きすぎてここまでの治療でお休みしている所です。でも諦めていません!リラックスして毎日を大切にしながら、いつか来る奇跡を待ち望んでいます。

ももちゃん
みなさまの妊活がうまくいくことをお祈りしております。

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