今回は２０代後半で妊活を開始された方の体験談をご紹介いたします。
生理痛の改善で通っていたクリニックで子宮後屈を指摘されたときから、自分は妊娠できないのではないかとずっと不安に感じていたそうです。旦那様からのプロポーズをきっかけに、結婚前から運動や温活などを取り入れた体質改善を開始。努力の結果、タイミング法で妊娠されました。
ぜひ最後までお読みください。
プロフィール
名前：Yuriaさん（仮称）
妊活時の年齢：20代後半
妊活期間：約５ヵ月
不妊の要因：子宮後屈、プロラクチン高値
不妊治療：タイミング法
治療費：不明
子宮後屈は不妊になりやすい？
私と夫は28歳の時に結婚しました。
私はすぐにでも子供が欲しかったので、付き合っている時から、早く結婚して、子供が欲しいとよく伝えていました。
元々生理痛がひどく、最近は動けなくて会社を休むほど痛い時が何度かあったので、子宮の病気とかではないとネットを見ては怖くなり、プロポーズされた辺りで、産婦人科に行き診察してもらいました。少しでも妊娠しやすい体にしたかったので、何かトラブルがあるなら早めに治したいと思い受診しました。
病気はなかったのですが、子宮が後屈と言われ、女性ホルモンの量が少なく排卵が弱いと先生に言われました。大体の人は子宮が前屈みたいで、後屈の人は前屈の人より痛みを感じやすい、そして女性ホルモンの量も少ないから排卵が弱く痛みを感じやすいと言われました。
その時はびっくりして、そしてものすごく不安になりました。
帰ってネットで調べてみると、やはり悪い事ばかり書いてあり、子宮後屈だと精子が入りにくく着床しづらいため不妊傾向であるという意見もあると目にしてしまい、すごくショックでした。私はもしかしてなかなか妊娠出来ないのではないか、赤ちゃんが出来るのだろうか…と不安でいっぱいでした。
子宮が歪んでるとも先生に言われ、運動をするようにと青竹踏みを進められ、排卵誘発剤の薬ももらいました。
運動の習慣化で歪んだ子宮がなめらかに
私に出来ることは今から全部して、頑張りたかったので、まずは運動から！と100均で青竹踏みを買い、毎日毎朝踏みました。休みの日はランニングも始めました。よく走って汗をかくようになりました。そして、youtubeで骨盤ヨガの動画を見ながら、毎日夜に15分ほどヨガを始めました。
子宮が歪んでると言われた事が気になり、一度接骨院にも行って歪みを正してもらいました。
その効果もあってか、1ヶ月後に産婦人科を再び受診した際には、子宮がなめらかになってると言ってもらい、嬉しかったです。
温活と食事で体質改善
運動は大事だと言われたので、これはずっと続けて習慣にしていました。そして、妊活について本格的に勉強し始め、温活を始めました。
元々冷え性だったのですが、温活の本を2冊買い、体を温めることの大切さを学びました。
足首、手首、首元を冷やさないような服装を心がけたり、お風呂でしっかり温まったり、腹巻きを毎日着用するようになりました。飲み物も基本的に温かいものや白湯をよく飲んでいました。
料理でも体を冷やす食材と体を温める食材があること、なるべく体を温める食材を多く使い、味噌汁やスープ温まる物を作ったり、特によく生姜を料理に使うようになりました。体がポカポカ温まるのを感じ、基礎体温も少し上がりました。
料理と子宮の関係について書かれた本も読み、料理についても勉強し始め、砂糖は全く使わなくなりました。調味料は良い物を使い、添加物や余計なものが入っていないものを使っています。自炊をよくするようになりました。朝はジューサーでりんごやにんじんをジュースにしたりして、飲んでいました。
こういった事を意識するようになり、体の調子の良さを感じていました。薬をもらっているので、生理痛も以前よりよくなりました。
結婚を機に妊活を開始
そして、プロポーズから2ヶ月ほどして、夫と結婚しました。これらの事は結婚しても、意識して行っていました。
夫にも全部話していたので、私が温活をしたり運動をしたり、食に力を入れている事をよくわかってくれ、一緒に走ったり、料理したりと協力してくれたので、本当に良かったです。
私は元々結婚する前は寝るのも遅く1時や2時に寝る事も多かったのですが、妊活には早めの睡眠が大事だと知り、12時から11時半、11時と睡眠の時間を早めていきました。早寝早起きを心がけると体の調子がとても良く以前より目覚めもとてもよかったです。
基礎体温も毎朝測っていましたが、だんだん体温が下がったから生理が来るのかな…と不安になったり一喜一憂してしまうので、途中で辞めてしまいました。
産婦人科には月1で通っていましたが、結婚してすぐ、子供が早く欲しいですということを先生に伝えました。生理痛で受診していたけど、目的を変えて、子供を作るということにシフトしました。
子宮の検査結果に不安
まずできるかどうか検査をしてみましょうと言われ、まだ結婚1ヶ月目だったのですが、最初に血液検査をしました。その後電話があり、プロラクチンが少し高かったみたいで、これを抑える薬をもらいました。
プロラクチンが高いと排卵が起こりにくいということを聞いて、また不安になってしまいました。私は妊娠できるのかな…と不安が本当に大きかったです。
更に1ヶ月後受診して、再び血液検査を行いました。この時はプロラクチンが正常だったみたいで、大丈夫と言われ、本当に嬉しかったし、安心しました。
次の検査で、卵管疎通性検査という卵管に空気や水を注入して卵管が詰まっているかどうかを調べる通水テストをするか聞かれました。悩んだのですが、この検査により癒着していた卵管が開通して妊娠したという例もあると聞き、1ヶ月後これを受けてみることにしました。
実際に受けてみて、痛みはそんなになかったのですが、違和感はかなりあり、早く終わって欲しかったです。終わった後しばらくして腹痛がきて、痛かったです。先生にはちょっと硬い、通りが悪いなあ、と言われたのですが、緊張してるからかもとも言われました。
次の検査をしてみる？と言われたのですが、それは痛いみたいなので、断りました。しばらく様子を見て、なかなか出来ないようなら考えようと思いました。
体質改善を続けて無事に妊娠！
まずはタイミングとっていこうと思い、先生が排卵日付近を3日程教えてくれ、旦那に協力してもらい、その3日間ともタイミングをとりました。排卵誘発剤は毎回出してもらっていたので、それも飲みました。
後はタイミングをとる1ヶ月前から妊活サプリのマカナを飲み始めました。妊活から葉酸が大事だと知り、普段の料理では栄養が足りない事もよくわかっていたので、飲む事にしました。
そして、検査をして不安がまた増えてしまったので、子宮や妊活にいい事を調べていると、よもぎ蒸しがいいと聞き、サロンでよもぎ蒸しを一度体験してみました。これが本当によくて、今までにないくらい汗をかき、子宮が本当に温まっているのを感じました。その後もずっと体がポカポカして、すごい！と感動しました。
良すぎたので、ネットで、自宅で出来るよもぎ蒸しセットを購入し、排卵日付近前に2回ほど、よもぎ蒸しをしました。
後は妊婦さんに、陣痛中に赤富士を書いてもらい、その絵をもらうと妊娠するという赤富士を知り合いの方が書いてくれたので、寝室に飾り、待ち受けにもして、願掛けを行っていました。結婚してすぐに、子授けで有名な神社に行き、子授け守りも購入し、大事に持っていました。
その結果、その後生理が来ず、妊娠が発覚しました。本当に本当に本当に心の底から嬉しかったです。
まとめ
結婚を意識してからずっと妊活のことばかり考えていて、赤ちゃんが欲しいその気持ちがかなり強かったので、願いが叶ったこと、私の元に来てくれたこと、心から感謝し、感動しています。
結婚して3ヶ月で妊娠する事が出来ましたが、通水テストで通りが良くなったこと、先生が教えてくれたタイミングが的確だったこと、妊活サプリを飲みだしたこと、よもぎ蒸しで子宮の調子が良くなったこと、こういったことが重なって妊娠出来たのかなと思っています。
他にも沢山の事を意識して、頑張ってきたので、本当に良かったです。
妊活には基本的な生活習慣や睡眠、食事など、日々の生活の中での習慣がとても大事になってくると思うので、普段の生活を見直す事はとても大事だと感じました。
