妊活の準備

めんどうな基礎体温の計測|今度こそ続けられる基礎体温計測のコツとは?

基礎体温の計測のコツを説明するももちゃん

「基礎体温の計測がおっくうで続かない」
「毎朝体温を記録するのが面倒」

このような悩みをお持ちではないでしょうか?
妊活や自分の体の健康のために毎日の基礎体温の計測が重要だと分かっていても、毎日続けるのは大変ですよね。

この記事では、基礎体温とは何かを説明し、毎日測定する重要性と続けるための対策を説明します。基礎体温の計測を続けるための対策も紹介するので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね。

ももちゃん
毎日大変だけどがんばりましょう!

そもそも基礎体温とは?

基礎体温とは、一般的に朝起きてすぐの体温のことをいいます。正確には人間が生きていく上で必要な最低限の体温のことをいいますが、睡眠中に検温することはできないので、目覚めてすぐの起き上がらない状態で計測することで基礎体温とするのが一般的です。

通常女性の基礎体温は、月経周期に合わせて変動しています。女性の体は月経周期に合わせてホルモンバランスも変動しており、2種類のホルモンが入れ替わるタイミングで基礎体温も高温期と低温期で入れ替わり、グラフにすると2層になるのが理想です。

毎月生理が来ていると思っていても、基礎体温の変動が変則的であったり、変化が見られない場合は、正常な排卵が起きていない可能性があります。正常な排卵が起きていない場合、不妊の原因になったり、子宮頸がんや子宮内膜症などの婦人科系疾患の原因になったりするため、基礎体温を測定して体の状態を把握しておくことは大切です。

ももちゃん
基礎体温は見えない自分の体の状態を知るために必要なんですね。

基礎体温をつけていないとどうなるの?

基礎体温の測定をしていないと、正常な排卵が起きているかどうかの判断が難しいため、いざ子供が欲しいと思ったタイミングで不妊に気が付き困る場合があります。自分では不調に感じていなくても、月経が正常でない場合があり、その症状を早期に発見するための手立てとして基礎体温の変化は大いに役立ちます。自覚症状の無いまま長期間放置した結果、取り返しのつかないことになってしまう場合もあります。自分でできる健康管理の一環として、基礎体温を測定、記録する習慣を付けておく方がよいでしょう。

妊活中で、タイミング法による自然妊娠を望むカップルは、基礎体温を付けていない場合妊活が長期化する可能性があります。月経周期の記録だけでも、妊娠しやすい時期とそうでない時期の目安はある程度つけることができますが、基礎体温の変化はさらに正確な判断基準となります。「本当にこれで妊娠できるかな......」という疑問を持ちながら妊活をするよりは、より効率よく短期間での自然妊娠が期待できるでしょう。

現在は妊娠を望んでいない人でも、妊活を始めたいタイミングで既に体の状態を把握している状態から始めることができるので、月経のある女性はできるだけ基礎体温でセルフチェックをすることをオススメします。

基礎体温のココがめんどう……

基礎体温の重要性は理解しているのに、どうしても基礎体温の測定が続かない人もいますよね。基礎体温測定が続かない大きな要因の1つは、毎日続けないといけないめんどうさ。中でも、「こんなところが特にめんどう」という部分をいくつか挙げてみます。共感する方も多いのではないでしょうか?

1.決まった時間に起きなければならない

眠そうにするももちゃん

基礎体温の変化を調べるには、決まった時間に起きなければなりません。測定する環境は、できるだけ毎日同じ状態にしておく方が、より正確な体温変化を知ることができるからです。

朝が弱い方や、仕事や育児などの理由で変則的な生活をしている方は、毎日同じ時間に起きるだけでもかなり労力を使いますよね。そのうえ、基礎体温を測るとなるとどうしても気が乗らなくなることはあると思います。真面目に基礎体温をつけようとしている人ほど抱きやすい悩みの1つです。

2.いちいち体温計を洗わなければならず面倒

基本的に基礎体温を計るときは、体温計を口に入れ、舌の裏部分の温度を測定します。体温計を口に入れるため、清潔に保つためには毎日水洗いをする必要があります。さっと体温を測って終わりにできないことも、基礎体温がめんどうだと感じてしまう要因の1つでしょう。

3.毎回記録をつけなければならない

基礎体温は、その温度と変化の周期に注目する必要があります。そのため、高温期が切り替わるタイミングを見極めるためには毎日温度を記録しなければなりません。

朝起きてすぐ、まだ眠気の残る状態で体温を計るだけでも億劫に感じるうえ、さらに表に記録を付けなければならないとなると、基礎体温の測定の優先順位はどんどん下がっていきますよね。これが原因で、基礎体温測定を何度も挫折した方も多いのではないでしょうか。

4.思った通りの結果がでないためストレスになる

まじめに基礎体温を測っても、理想のグラフにならなかった場合、毎日計るのが嫌になることもありますよね。特に、妊活中で早く赤ちゃんが欲しいカップルにとって、基礎体温は常に気になるデータです。

高温期と低温期がきれいに2層に分かれた理想のグラフになっているかどうか、神経質になるのも仕方ありません。測定結果を見たくないという理由で、基礎体温を計ることが億劫になる原因です。

ももちゃん
毎日頑張って測定したのに思った結果が得られなかったらつらいですね…

基礎体温の計測を続けるための具体的な対策3点

ここからは、基礎体温の測定を続けるのが苦手な方への具体的な対策方法を紹介します。基礎体温の測定がめんどうだと感じている人はあなただけではありません。続けることが難しい人はたくさんいるので、そんな方のためのサポートや便利グッズがたくさんあります。自分にあった方法で、基礎体温計測にトライしてみましょう。

1.病院で指示してもらう

妊活中や、婦人科系の病気に不安がある方は、病院で医師と相談しながら基礎体温の計測、記録を続けることもできます。

通院をしながら医師に基礎体温の状態を診てもらうことで、妊娠のために気をつけるべき生活習慣を指導してもらえたり、体の状態に異常がないかどうか確認してもらえるというメリットがあります。

診察のときに見せなければならないという気持ちが良い刺激になり、継続習慣が付くでしょう。

2.スマホアプリを使用する

基礎体温の記録にはスマホアプリを使用しましょう。毎日手書きでグラフを付けていく方法もありますが、朝から毎日記録をとるのは大変ですよね。わざわざ寝る前に枕元にグラフとペンを用意しなくても、スマホと体温計さえあれば手軽に記録ができます。

3.記録機能つきの基礎体温計を使用する

基礎体温計のなかには、計測するだけで自動で体温を記録してくれるものもあります。体温計の中に履歴が残るタイプや、体温計とスマホアプリが連携して記録とグラフ化を自動でおこなってくれるものも人気です。


ももちゃん
自動で転送してくれるのはとっても楽ですね

まとめ

基礎体温の測定が続かないと悩んでいる方に向けて、その理由と対策方法を紹介しました。自分の体調管理や妊活のうえで、基礎体温の測定はかなり重要です。

一方で、神経質になりすぎて、基礎体温の測定自体が億劫なものになってしまっては元も子もありません。自分に合った工夫をすることで、無理なく続けていきましょう。

ももちゃん
みなさまの妊活がうまくいくことをお祈りしております。

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