妊活の体験談

【体験談020】20代後半で妊活を始めるも、未婚の妹に先を越されたことが大きな心の傷に。焦りや辛さを乗り越えでタイミング法で無事に妊娠。

体験談の写真20

今回は29歳で妊活を開始された方の体験談をご紹介いたします。

漢方や鍼で事前に体を整えたうえで妊活を開始したはずがうまく行かず。未婚の妹に先を越されて焦りやストレスを抱えることもありましたが、タイミング法で無事妊娠されています。

ぜひ最後までお読みください。

プロフィール

名前:Aiさん(仮称)

妊活時の年齢:29歳

妊活期間:不明

不妊の要因:多能嚢胞性卵巣

不妊治療:投薬治療、タイミング法

治療費:不明

 

結婚2年目で妊活を意識

妊活を開始したのは、夫32歳、私が29歳の時でした。一人目の子供です。

結婚して数年は、趣味の海外旅行に沢山行って、マンションを購入して、その後に子供を作ろうと夫婦で相談していました。予定通りに2人の生活を楽しんで、マンションも無事に購入し、来年は子供を。というタイミングでした。

生理周期が長く、不順だったので、妊娠しやすい体質ではないだろうなと何となく思っていました。そこで、準備として、鍼灸医院に通い始めました。

結婚2年と言うと、2年間不妊治療しているかと思われ、なかなか噛み合いませんでしたが、まだ避妊していて、欲しいのは来年だとわかると、珍しいと笑われました。

典型的な現代人の身体で、肩もお腹もガチガチだということで、月2回通い始めました。鍼は初めは怖かったものの、慣れると痛みにも慣れました。こどもの為に必要な事を着々としているという感覚でした。

約一年続けて、途中で生理不順に効くという漢方薬、婦宝当帰膠も飲み始めました。

未婚の妹に先を越されたことがストレスに

さあ、いよいよ、予定の妊活時期に入りました。タイミングもしっかり取り、生理予定日を過ぎ、吐き気もしてきて…。

鍼灸院でも、微妙な脈が出ていると言われて、完璧だなと思っていたものの、妊娠検査薬は陰性。あれ?と思っていると、大幅に遅れて生理が来ました。

まぁ、そういうこともあるかと、もう一周期しても、また駄目。心がザワザワし始めました。色々調べて、コウノトリのストラップを着け、待受は妊娠に効く?という絵に変えて、何だかスピリチュアルな方向に。夫も合わせてくれていました。

そんな時、未婚の妹が妊娠し、結婚することになったと連絡がきました。

何で?こんなに準備してた自分じゃなくて未婚の妹なのか?頭のなかはそんな考えで一杯でした。連絡はメールだったので、そんな気持ちを知られずに、おめでとうを伝えられましたが、そろそろ子供をと知っているはずの母が、何故か毎日私に妹の状況を電話で知らせて来始めました。

そんな事は今までなかったので、恐らく浮かれていたのでしょう。悪阻がきつそう。一日付きっきりだった。微妙な空気を出すと「祝ってあげて下さい」と、何故か悪者のように言われて、クタクタでした。意を決して、そういった内容のメールは一時控えてほしい旨を伝えました。

返信はありませんでしたが、連絡は止まりました。自分が妊娠するつもりだった時から、4ヶ月。毎回検査薬をつかっては陰性。鍼はお休みして、病院に行こうと決めました。

ネットで調べてクリニックを受信

夫に伝えると、調べてみるのもいいねと。一緒に行こうか聞かれましたが、ちょうど仕事で早めに直帰できる日があり、その日に行こうと決めていたので、まずは私一人で行きました。ネットで調べて、その日行きやすい場所で、卵管造影検査が痛くないと口コミに多かった、銀座のクリニックにしました。(とりあえず一通りの検査をすると思い込んでいました)

当日、16:30頃病院に入れました。まだ、そんなに混んでいなくてほっとしました。30分位待って呼ばれました。ここまでの経緯を話して、内診しました。

内診で先生に「毛深いと言われますか?」と聞かれ、どういう意味かと思いましたが、はいと答えました。

内診で撮った写真と説明されたのは、多能嚢胞性卵巣だということでした。排卵できなかった卵が卵巣にネックレスのようにたまっている写真と、男性ホルモンが多い人が多いというような話をされました。とりあえずは、排卵誘発剤を飲んで、タイミングを取ることになりました。

夫には薬を貰ったとだけメールしました。何か悪い所があって落ち込んでると思ったのか、私が好きな店のケーキを買って帰ってきてくれました。私の気持ちはと言うと、原因があるならなくせば妊娠するからよかったー。早くいけばよかったわ。と心の底から思っていました。

1回目のタイミング法は失敗

生理が来てから、クロミッドという薬を5日間飲み、2週間後にはタイミングを見て貰うためにクリニックに行きました。

2,3日後がちょうど良さそうということでした。hcg注射も打ってもらって帰りました。痛いと聞いてはいましたが、そこまで他の注射との違いはわかりませんでした。

タイミングもしっかり取り、これでもうすぐ妊婦さんだわ。と思っていたのに、生理が来ました。この時が一番落ち込んだと思います。

着けていたコウノトリのストラップを投げ捨てて、ただただ世の中の悪口をいい、自分は何も悪くないのに、ママにはなれないと夫に当たり散らしました。夫はただただ話を聞いてくれていました。次の日、携帯を見ると、自分の分と、私が投げ捨てた2つのコウノトリを見て、凄く慰められました。また頑張ろうとぼんやりですが思いました。

2回目のタイミング法で無事妊娠!

次にタイミングを見てもらった時、前日にタイミングを取ってしまっていたので、聞かれました。「これは、大チャンス、いい感じになっているので、もう一回取ってもいいけど、今のままでもいけるかも。」と言われました。

ご機嫌で銀座を買い物し、あたたかそうなコートを買って帰りました。そして、高温期。ガクッと体温が下がった日もあり、荒んだ日も多かったです。

生理予定日、いつものように期待満々ではなく、半分寝ぼけたように検査すると、陽性反応が!どうやって妊娠したか伝えるか考えていたのに、普通に「妊娠してるー…」と見せてしまい!特に感動のない感じになってしまいました。

数日後にクリニックに行き妊娠判定、心拍が確認された時に卒業となりました。先生には、「一番安い方法で授かったね」と言われました。運が良かったのか、それまでやって来たこともよかったのかはわかりませんが、都度調べて行動できて良かったなと思います。

ももちゃん
みなさまの妊活がうまくいくことをお祈りしております。

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