妊活の体験談

【体験談026】自分の子宮の状態を知ることが大切!受精障害による不妊から顕微授精で第一子、第二子を無事妊娠

体験談の画像26

今回は26歳で第一子、30代前半で第二子の妊活を開始された方の体験談をご紹介いたします。

受精障害という問題を抱えながらも、顕微授精で5年の間にお二人のお子さんを出産されています。

ぜひ最後までお読みください。

プロフィール

名前:Asamiさん(仮称)

<第一子>

妊活時の年齢:26歳

妊活期間:約1年半

不妊の要因:受精障害

不妊治療:タイミング法、人工受精、体外受精、顕微授精

治療費:人工受精1回2万円、体外受精約50万円(合計額は不明)(内、補助金10万円)

<第二子>

妊活時の年齢:30代前半

妊活期間:不明

不妊の要因:受精障害

不妊治療:冷凍保存していた受精卵を子宮に戻す

治療費:1回20万円(合計額は不明)

初めての不妊治療専門クリニック

私が結婚したのは24歳の時です。夫が15歳年上だったので、早く子供が欲しいと思っていました。

まだ若かったし、すぐ妊娠すると思っていたのに、なかなか妊娠せず、基礎体温を測ってみたり、タイミングを測っても、妊娠せず、二年が経過しました。自分より後に結婚した、身内や友人が次々と妊娠していく姿に焦り、夫に相談したところ、すぐに病院を予約してくれました。

何の知識もない夫に、何を基準に不妊治療専門クリニックを決めたのか聞いたところ、インターネットで検索して、一番上に出てきたところだそうです(笑)

初めて不妊治療専門のクリニックに行って、問診をし、最初の治療は、排卵日を教えてもらうタイミング指導でした。これは2回ほど挑戦しましたが、妊娠には至りませんでした。

人工受精にステップアップ

次は、人工授精でした。こちらも、2回ほど挑戦しましたが、結果は出ませんでした。

そして、卵管造影の検査をしてみることになりました。ネットの情報で、とても痛いと聞いていたので、検査当日は、心臓バクバクでした。

そして、いざ検査が始まってみると、ジワジワジワジワ生理痛の強めの痛みが出てきました。痛みには強い自覚があったのですが、これ以上痛くなったら、一応先生に痛みがあることは伝えようと思ったときに、「あと10数えるうちに終わりますからね~」と言われ、終わりが見えたことで、耐えることが出来ました。

結果は、卵管は両方ともきれいで詰まっていませんでした。詰まっていなくても、結構痛かったので、もし詰まっていたら、どんな痛みなのか想像出来ませんでした。

いろいろな検査の結果、夫も私も特に妊娠に至らない原因は見つからず、良かったような、それならなぜ妊娠しないのか、複雑な気持ちになりました。

体外受精のための辛い採卵

次の治療は、体外受精でした。採卵するのに、なるべくたくさんの卵子を育てるために、毎日自己注射や、点鼻薬などをしました。

私が、一番苦手だったのは、自己注射もキツイのですが、膣座薬が苦手でした。もともと肌が弱いので、薬のせいで痒くなったり、荒れたりして、毎日不快な気持ちになりました。

そして採卵の日、注射器で卵子を採っていくのですが、痛かったです。治療後に、看護師さんに「痛かったでしょ。血圧が150位まで上がったから、痛いんだろうな。頑張れと思ってた。」と言われ、ほんと痛かったですと言ってしまいました。その後、少し体を休めて帰宅でした。

その時、私は30個近く採卵出来、すごく喜びました。先生の提案で、半分を体外受精、半分を顕微授精にすることに決めました。

その後、結果を聞くと、体外受精は、ほぼ受精に至らず、顕微授精した方は、半分ほど立派な受精卵になっていました。あの時、先生に顕微授精を勧めていただかなかったら、全部ダメだったかと思うと、恐ろしい気持ちになります。

そして、子宮内膜や子宮の環境を整えて、受精卵を子宮に戻すことになりました。今回は、この受精卵を戻します。と写真までいただいて、なんだか不思議でうれしい気持ちになったのを覚えています。今でも、その写真は宝物です。

生理予定日までは、毎日毎日、仕事の合間に妊娠していたら体は、どんなふうに変化するのか検索しまくり、いろんな情報に一喜一憂して、すごく長く感じました。待ちきれず、妊娠検査薬を購入し、何度もフライング検査しました。

不妊治療開始2年で第一子を出産

そして、病院判定の日、陽性判定をいただいた時は、ふわふわと実感もなく、でも、ついに妊娠したんだ!!!と、すごくうれしかったです。不妊治療専門の病院なので、看護師さんたちも、声を小さく、周りに配慮して、すごく喜んでくれました。

26歳から治療を始めて、28歳で出産したので、治療開始から一年半くらいかかったと思います。その後、何回かそのまま検査して、妊婦検診や出産をする病院を紹介していただき、クリニック卒業となりました。

結果、私は、受精障害という診断になりました。

費用は、人工授精1回2万円、体外受精は採卵~子宮に戻すまでに、50万円だったと思います。顕微授精は、体外受精に+いくらかかかりました。

不妊治療の助成金の申請は、10万円補助されました。

5年後に第二子の出産

5年後に、二人目不妊で、同じクリニックにお世話になったのですが、一人目の時に受精卵になったものを、ずっと冷凍保存してもらっていたので、その時は、1回20万円で、子宮に戻してもらいました。その時は、一度、陽性反応を頂いたのですが、2回目の診察で心拍を確認するときに確認出来ず、化学流産になってしまい、一度喜んだだけに、とても辛かったです。

そして、保存している受精卵が最後になり、これがダメだったら、もう一度、卵子を大きくたくさん育てる治療から、痛い採卵、一から治療をしなければいけないという、最後の受精卵で、二人目を妊娠、出産することが出来ました。採卵した時は、同じ時なのに、5歳の年の差の兄弟になっているのが、たまに不思議な気持ちになります。

病院によって違うみたいですが、私の時は、最長5年でした。毎年更新するかの連絡が来て1年ごとに延長します。

終わりに

私が不妊治療をして思ったのは、【もっと早く治療を始めていればよかった。】です。もちろん費用もとてもかかるので、簡単な話ではありませんが。

不妊治療は、どんなに頑張っても月一回しか妊娠への挑戦は出来なくて、本当にもどかしいです。今回はダメだったけど、すぐに次!とは、子宮への負担などを考えて、いかない事も多いです。まずは子宮の状態を知ることが第一歩だと思います。

ももちゃん
みなさまの妊活がうまくいくことをお祈りしております。

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