妊活の体験談

【体験談040】妊活を視野に入れたスピード結婚から3ヵ月で無事に妊娠!多嚢胞性卵巣症候群による排卵障害を乗り越えた体験談です。

体験談の画像40

今回は28歳で妊活を開始された方の体験談をご紹介いたします。

結婚前に多嚢胞性卵巣症候群であることが判明。結婚してすぐ開始した不妊治療ではなかなか排卵する段階をクリアできずに焦ることもあったそうですが、3ヵ月で妊娠できたそうです。

ぜひ最後までお読みください。

プロフィール

名前:Megumiさん(仮称)

妊活時の年齢:28歳

妊活期間:約3ヶ月

不妊の要因:多嚢胞性卵巣症候群

不妊治療:タイミング法、排卵誘発剤

治療費:不明

妊活を視野に入れたスピード結婚

私が28歳、旦那が30歳の時に結婚しました。実は私たちは交際から2カ月でスピード結婚しました。というのは、私は以前から生理不順がひどく排卵障害があったたため、少しでもはやくに妊活を始めたかったからです。

結婚前に受けたピル治療

私が初めてレディースクリニックを訪れたのは25歳の時です。

そのときはまだ生理不順であることをそこまでは気にしておらず、来ないなら来ないで別にいいかな、くらいに考えていましたが、さすがに半年も来ないと心配になり病院に行くことにしました。

まず行ったこととしては排卵誘発剤を使って排卵を促し、生理を来させるというものでした。ただ、その薬が効いたのは最初の2カ月ほどで、その後薬は効かなくなり、当時は妊娠を望んでいたわけでもなかったためピルの服用に切り替え、毎月定期的に生理を来させることになりました。

しかし毎日毎日服用しなくてはならないピルにどこまでの意味があるのか、正直無知な私にはいまいち理解ができず、これを続けたことで自発的に排卵が来るようになるわけではないならいっそのことやめてしまおうと2年弱でやめてしまいました。

不妊に対する不安

ピルをやめてしまえばすぐに生理は止まりました。そのため少し様子を見た後、今度は会社からも近く、帰りにすぐ行ける病院に行くことにしました。そこの病院ではまた新たにいちから検査をしなおすことになり、そこで出た診断結果は「多嚢胞性卵巣症候群」でした。

以前通っていた病院では一度も聞かされることのなかった病名。動揺を隠しきれませんでした。

家に帰ってから詳しく調べると、卵巣で男性ホルモンがたくさん作られてしまうせいで卵胞の成長が止まってしまい排卵ができないというものでした。その中には、自然妊娠しにくいと記載してあるものも多く唖然としました。

自分は妊娠できないのか、まだ結婚もしていない、いま妊娠を望むこともできない、このまま30歳を過ぎて高齢出産の域に入ったらどうのなるのか、とにかくいろいろな考えが頭の中をよぎりました。

その後何度かホルモン剤を投与したり、排卵誘発剤を使用しました。ちょうどその頃に交際することになったのがいまの旦那です。

付き合うときに結婚を大前提での交際でお願いしたいということ、私の体のことを説明した上ではやめに妊活をしたいということを伝えました。(今考えれば旦那からしたら少し重い話だったのかなとも思います)

もともと友人関係だった期間が長かったこともあり、結婚の話はとんとん拍子に進み、およそ2カ月で結婚することができました。そしてすぐに妊活をはじめることにしました。

本格的に不妊治療を開始

まずはタイミング法です。排卵誘発剤を使用し、排卵が来るところでタイミングをとるとういうもので、おそらく多くの方がはじめにやる方法だと思います。ただ私の場合タイミングをとる以前の問題で、排卵誘発剤がなかなか効かず排卵が来なかったのです。

少し大きくなりかけている卵胞を完全に排卵させるために促進剤として注射を打ちましたが、それでも効果は得られませんでした。自然排卵どころか薬を使っても排卵が来ないのか、注射まで打ってもダメなのか、このままずっと薬が効かなかったらどうなってしまうのだろうか、今後のことを考えて病院の帰り道は泣いてしまうことも多くなりました。

しかし泣いて帰った日は必ず旦那が温かく迎えてくれ、「ふたりで一緒に頑張ろう、大丈夫」と声をかけてくれ、その優しさとひとりじゃないという心強さに何度も救われました。

なかなか排卵しない不安とうれしい妊娠

それから2回ほど同じ薬と注射を試しましたが効果がなく、ニ段階目の薬を試すことになりました。もしこれが効かなかった場合は次は自分で注射を打つ方法になると言われ、そうなるとお金も高くなり、自分で注射を打つことにもとても抵抗があったため、なにがなんでもこの薬が効いてほしいと強く思いました。

ただそれをプレッシャーに感じてしまうと体にもきっとよくないと考え、妊活に対して前向きになろうと決めました。絶対排卵は来る、絶対妊娠もできる、できるに決まっている、いつしかそう思えるようになっていました。

そして薬を飲み終えて少しして病院にいくと、無事に排卵しそうだと言われ2~3日後にタイミングをとってくださいとのことでした。とても嬉しくなり旦那にもすぐ報告をしました。それから排卵チェッカーを使用し排卵が確実に来るのを待ってタイミングをとりました。

生理が来てしまったらどうしようという恐怖は毎日ありましたが、基礎体温をはかりながら気長に待つことにしました。すると生理も来ないまま高温期が3週間以上続き、もしかしたら…と期待と不安でいっぱいな中、妊娠検査薬を使用しました。

結果は陽性。後日病院にいき無事に胎嚢が確認でき、妊娠していると診断されました。

おわりに

私の場合は旦那がとても協力的で理解があったこと、そしてありがたいことに妊活をはじめてから約3カ月、排卵誘発剤を使用してのタイミング法で妊娠することができましたが、妊活は精神的ダメージが少なからず発生します。

ただ私は結婚や妊活の前から自分が多嚢胞性卵巣症候群だと知れたことはすごく大きかったと思います。それによって結婚後すぐに妊活に取り組むことができたからです。結婚してないからいいや、まだ妊娠は望んでないからいいや、ではなく、まず自分の体の状態を知っておくことがとても大切だと実感しました。

いざ妊娠したいとなったときにすぐに妊娠できる保障はありません。そして体の状態は年々変わっていきます。二人目不妊という言葉もよく耳にします。なので私も一度妊娠できたから大丈夫と過信するのではなく、気が早いですが二人目のときにも体の状態をしっかり診てもらい、また妊活をしていきたいと思います。

ももちゃん
みなさまの妊活がうまくいくことをお祈りしております。

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