妊活の体験談

【体験談065】妊活のストレスによる肥満から無月経に!?夫婦で協力しながらじっくりと妊活に取り組んでいる30代女性の体験談

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今回は30代で妊活を開始された方の体験談をご紹介いたします。

結婚2年目から妊活を開始し、タイミング法で妊活を続けているそうです。途中ストレスによる肥満から無月経になったり、病院の検査で多嚢胞性卵巣症候群であることが判明しましたが、それでも前向きに妊活に取り組んでいます。

ぜひ最後までお読みください。

プロフィール

名前:Kotohaさん(仮称)

妊活時の年齢:30代

妊活期間:現在継続中

不妊の要因:多嚢胞性卵巣症候群、肥満による無月経

不妊治療:特になし

治療費:不明

妊活のきっかけ

夫40代、妻30代の夫婦で現在一人目の妊活中です。私たち夫婦の妊活の始まりは、結婚2年目の時でした。

結婚当時「子供は自然の流れでできればいいね」と二人で話す程度で、特に意識して妊活をしていたわけではありませんでした。私は元々生理周期が38~40日くらいと長かったため、結婚前にブライダルチェックも受けましたが、特に問題はなしとのことで安心しており、妊活ですぐに病院を受診するという考えはありませんでした。

この時私の周囲は出産ラッシュ。私も避妊しないで普通の生活を送っていたら自然にできるでしょ~と楽観的に考えていました。でも、1年たっても妊娠できず、だんだん不安になっていきました。私は妊娠について真剣に夫と話し合うことにしました。

タイミングのプレッシャー、シリンジ法との出会い

ネットや雑誌などで情報収集をし、まず基礎体温からの自己タイミング法を始めました。

夫も協力してくれていましたが、排卵日を狙ってのセックスが義務に感じて精神的に負担になっている様子がみてとれ、私もそんな夫に「そろそろ排卵だからよろしく」の言葉が伝えづらくなっていきました。互いの仕事の都合や疲れでタイミングが取れないこともあり、だんだんと「子供は欲しいけど、セックスが苦痛」の状態に陥っていきました。

そこで取り入れたのは、シリンジ法でした。雑誌やブログでみてこういった方法があるということは知っていましたが、夫に試してみようと提案するのには少し勇気がいりました。抵抗感がある男性もいると聞いていたし、夫の反応に緊張しながら、こんなやり方もあるみたいだよ~と重くならないように話してみたところ、思いのほか夫は乗り気で、すんなり取り入れることができました。

早速、ネットで専用のシリンジキットを購入。身体に触れるものなので清潔で安全であることを理由に選びました。

方法として、夫が採精中気が散らないよう私はお風呂に入り、部屋を入れ替わりで私が注入するといった流れで行いました。はじめは慣れず注入したものが漏れてしまうことがありましたが、慣れるとスムーズに行えました。セックスより体力的にも精神的にも気楽にできて、お互いプレッシャーから解放された感じで私たち夫婦には合っているなと思いました。

色々なストレスで体重増加、生理が止まる!

基礎体温を測り始めて、しっかり2相になっている時と、ガタガタのまま生理が始まる時があることがわかりました。排卵日の特定が難しかったので、市販の排卵検査薬も併せて使用してみましたが、ほかの方のブログにあるようなはっきりとした線が出ず、モヤモヤしていました。

シリンジ法は続けていましたが妊娠に至らず、落ち込む毎日。また、仕事がハードになっていったストレスも合わさり、体重が8キロも増加してしまいました。妊活中なのに自己管理ができない自分を責めて、夫にも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

そして、自己タイミング法を始めて半年、生理が3か月遅れ、はじめは妊娠したのかと期待しましたが、検査薬は陰性。

色々調べてみたところ、体重が増えたこと、肥満が原因で止まってしまったのではと思い、最初は太っていることが恥ずかしく婦人科を受診する勇気がもてませんでした。今となっては、そんなこと言ってないで早く受診して!と昔の自分を叱りたいです…。

3か月後生理は再開しましたが、7日過ぎてもダラダラと終わらず、ここで初めて婦人科を受診しました。

多嚢胞性卵巣症候群の診断

病院での検査の結果、多嚢胞性卵巣症候群の診断を受けました。多嚢胞性卵巣症候群は卵巣の中に未熟な卵子がたくさんたまってしまう排卵障害の一種です。

先生からは、妊娠を希望する場合、排卵を促進する薬を使用していくことになることや、生活習慣の改善で生理周期や排卵障害は改善する可能性があること、きちんと排卵すれば妊娠できる可能性はあることを説明されました。

今後の方針について先生と話し合い、肥満は妊娠・出産にリスクが伴うため、最初から積極的に薬を使うのではなく、まずはダイエットで肥満の改善をしつつ、もう少し自己タイミング法続けていくことにしました。

この話を夫にした後、「自分にも何か原因があるかもしれないからやっぱり調べてみる」と自宅でできる精子観察キットを購入してきて、二人で検査をしました。

本来ならば、妊活を始めた時点で夫も検査をするべきだと思いますが、検査の話をすると「俺も受けなきゃね」と言いつつ行動には移さないような状態だったため、自宅で行う簡易検査キットでも、自分から検査をしたという夫の行動は大きな前進だと感じました。

検査キットは精液をスマホのカメラで観察して、サンプル動画と近いものを選び参考にするというもので、目視上では数も運動率も問題なしといった結果が出たため、夫も少しほっとしていました。全く精子がいなかったらどうしようという不安が強かったようですが、少し安心したせいか今度は病院で詳しく検査を受ける気になってくれたようで、心理的ハードルを下げてくれた検査キットに感謝しています。

現在も前向きに治療を継続中

受診から半年、今も現在進行形で妊活を続けています。

減量は生活習慣の改善と運動をなんとか続け、元の体重まで戻すことができました。減量を始めてから、生理が止まることはなく生理周期も安定してきたため、基礎体温も2相にしっかり分かれるようになってきました。しかしまだ妊娠することができておらず、今月から病院で不妊治療を開始することになりました。

今となっては、躊躇していないでもっと早く病院に行けばよかったなと思っています。

でも、回り道をする中で夫と何度も話し合い気持ちのすり合わせができたことで、どちらかが負担を感じたり背負うのではなく、互いの意見や気持ちを尊重する方法を一緒に選んでいけると思いました。

結果が出せていないのであまり参考にはならないかもしれませんが、同じようなお悩みを持って妊活をしている方に、こんなパターンもあるんだな~くらいに思って頂ければ幸いです!

ももちゃん
みなさまの妊活がうまくいくことをお祈りしております。

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